sorita2020とカワセミ君

カワセミに惹かれて

季節とカワセミ

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季節による変化

11月中旬ぐらいまでは、2時間に1度現れる程度。

全く来ない場合も多い。

飛び込みも1~2回がせいぜいである。

11月末から徐々に活発となり連続の飛び込みもある

12月末になると1日で100回を超える飛び込みの日もある

2月中旬までは活発の日も多い。

2月中旬以降は減少していくと言われている。

カワセミと時間

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カワセミと時間の関係

カワセミを撮影するうえで、体感した時間との関係をいろいろ考えてみた。

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カワセミが飛び込む時間

カワセミは餌を探してしょっちゅう移動するが、

水浴びの時を別として、移動してから飛び込むまでの時間は

最初の2分間ぐらいを最高として、そのあと急激に低下した。

餌をすぐに見つけられれば飛び込んで、見つけられないと移動していると考えられる。

 

長時間飛び込まない場合には餌が見つからない場合と、大物を狙っている場合が想定される。

餌が見つからない場合はキョロキョロする傾向にあり、その場合は次の場所に移動する準備をするか、飛び込まないので移動を撮影するように開き直るよう考えている。

大物を狙っている場合はある程度場所が決まっており、特に高い位置にいる場合にその傾向が強いように思う。

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餌と次に飛び込むまでの時間の関係

エビを食べている間は、特に時間の間隔はあまり考えなくてもよいように思われる。

魚を食べた際には、一気に飲めるサイズではすぐにでも飛び込む場合もある。

大きいものでは1時間から2時間 中程度で30分。

ある程度サイズと相関しているように思われる。

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池に戻ってくる時間の印象

大きな池に一度行くと、11月ごろは2時間周期だった印象がある。

東屋から後方の林に抜けた場合は15分程度。

上の池から下の池まで行き切ってない場合は上の池に5分ぐらいで戻る。

 

飛びもの その2

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焦点距離をいくつにするのか

焦点距離については、初めは600mmしか考えなかったが、

フレーム内に収めることがなかなか難しかった。

600mmにこだわっていたのは、少しでも解像度を上げたいと思ったからである。

ところが場所によって400mmあるいは300mmでも解像することに気が付いた。

というか教えてもらった。

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400mmで十分じゃないか

下の池も上の池も大部分が400mmで十分である。

ある程度離れたところだけ600mmにすればいい。

これだと、十分にフレーム内に収められて、真ん中に入れことも可能となった。

もちろん撮れ高は飛躍的に上昇した。

 

飛びもの

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飛びものはむつかしい

止まりものではつまらなくなって飛びものに移行した。

するとα7Ⅱでは厳しいため、α9を購入することになった。

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飛び込みであるが、なかなかタイミングが難しい。

高さがある場合は狙えるが、ピンボケも量産するため今年は控えることにした。

今年の年末や、来年たくさん撮れるようになった際に挑戦しようかと思っている。

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飛び出し

今年度は、離水から挑戦しているが、次のシーズンに向かってメモしておこうと思う。

まず、タイミングは飛び込んだところに照準を合わせてシャッターを切ればOK。

ある程度余裕がある。

真ん中でとらえるのが大切であるが、飛び出してくるのは真ん中とは限らないので焦ることもある。

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カメラの設定

α9におけるカメラの設定は、

シャッタースピード優先

明るい時は1/2500 暗いと1/1600に設定している

ISO8000を目安にして、それ以上上がるときは1/1600に落とす。

 

露光補正量は-0.67が今はいいかと思っている。

シャッタースピードを稼げる気がする。

 

AF-Cで拡張フレキシブルスポットMを使用している。

俊敏1に設定しているが、利点はピンボケしていても3コマ目にはピントを合わせてくれる。

欠点は追っていった場合に、それまでピントが合っていても壁などに近ずくと突然ピントを持ってかれる。

背景が壁だとあまりいい写真にならないのでそれでもいいかと現段階では思っている。

 

AFはゾーンも考えているが、今のところあまり良い結果が得られていない。

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カメラで追随

飛び出しのあとそのまま追随していると、止まる写真が一緒に撮れる可能性が生まれる。今は積極的に追うようにしている。

止まりもの その3

止まりものを撮る地点

下の池でも止まりものを撮る地点が限られる

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この木が一番見栄えがいい

飛び込みの時の絶好ポイント。

この木の前でずっと待っていてもいいくらい。

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下の池の橋

この橋にはなかなか止まってくれないが、見栄えがいい。

下の池の下側も場所によって良い写真になる。

止まりもの その2

 

止まりもののポイントはいくつか決めている


近くて背景が良さそうなところをいくつか決めている。

 

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東屋の左手前

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東屋の真正面

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正面の岩

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東屋から右奥の池

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橋の上

このあたりがお気に入りのポイントになる。

ここは飛び込みでもチャンスポイントのため、止まりをゆっくり撮ってる暇がない。

止まりもの

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止まりものは解像度重視

とにかくカワセミが撮れれば良かった。

最初はとにかくカワセミが撮れればそれで嬉しかった。

解像度が重視となるため、とにかく拡大とにかく接近となった。

ソニーα7Ⅱで十分で、200600レンズに1.4倍テレコンをつける。

近くの枝に止まればなお良し。

設定は絞り優先で開放。

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いろいろ問題が発生する

さて、止まりものだけ撮ってる分には全く問題がないのだが、

飛びものを撮ったり止まりものを撮ったり交互に行うようになると

問題が発生した。

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α9で撮りたいんだもん

機種による問題。

α7Ⅱでは連続撮影でも超画素高解像ズームの設定が可能である。

秒間5枚の連続撮影で我慢できれば、飛びものを(1)シャッタースピード優先1/2500か1/1600にして(2)距離を400mmから600mmに合わせて撮った後、(1)絞り優先に切り替え(2)600mmに合わせれば終わりである。

(1)シャッタースピード優先1/2500を1番に登録して、(1)絞り開放を2番に登録しておけば

登録のダイヤルを回して後は(2)希望の距離にすればいいので2ステップで済んだ。

ところがα9では連続撮影では超画素高解像ズームが使えない。

そのため(3)連続撮影を単発に切り替え、さらに(1)シャッタースピード優先と絞り優先の切り替えと、(2)希望の距離にするという3ステップ撮影となってしまう。

 

すごく言わんとすることが分かりにくいので、まとめると、

(1)シャッタースピード優先か絞り優先かマニュアルか

(2)ズームを200~600mmのどこで撮りたいのか

(3)連続撮影か単発撮影か

に分けられる。

この3つをすべて変更する必要がある。これは参った。

更にテレコンを取ったり付けたりしなくてはならない。

どちらかに決めて撮影するしか、自分の求める写真にはならない気がする。

2頭を得るのは不可能であった。

 

超画素高解像ズームなんかいらないと言われるが、今のところ止まりものでは恩恵を受けると信じているので、この3つの切り替えをしょっちゅうするのはちょっとめんどくさい。

マニュアル撮影ですべてやっている人たちからすれば、何を言ってるんだこの人はということになると思う。

ISOなんか全く触る時間的余裕がない。ソニーのISOはautoに頼りっぱなしである。

とりあえず露光補正量は-0.7EV がいいと根拠もなく現時点では思っている。